2026/03/17 16:51
TRASHBOOKSが刊行するシリーズのなかで、もっとも説明しにくく、もっとも手放せないのが「マザー・テラサワ講義録」です。
「哲学芸人」を標榜するマザー・テラサワが、哲学・思想の古典的名著を独自の視点で解剖する「定例読書会」の記録です。10年以上の歴史を持つこの読書会は、難解な思想を日常の問題へと接続する試みとして定評を得てきました。それを本にしたいと思ったのは、テラサワの語りが持つある固有の質のためです。学術的な厳密さと、路地裏で話すような気安さが同居している。難解なはずの概念が、聴き手の身体のそばに降りてくる感触がある。

第2期(全13巻、2026〜2027年刊行予定)は「主権・国家・支配」をテーマに据えています。藤田省三、カール・シュミット、マックス・ウェーバー、ルソー、ファノン、アーレント、サルトル、マルクス・アウレリウス、アリストテレス——そして2026年11月、憂国忌に合わせた三島由紀夫をめぐる一冊。

最新刊:第2期 第3巻 カール・シュミット「政治的なものの概念」——例外状態の政治学
2026年3月20日発売。
「友と敵」の峻別こそが政治の本質である——シュミットが説くその冷徹なロジックは、中東情勢や知性の危うい一線とも地続きの問題として、現代にも強力な磁場を持ち続けています。本講義が開催された2024年10月27日は、奇しくも第50回衆院選の投開票日でした。
マザー・テラサワはシュミットに「アレルギーしか覚えない」と言いながら、その凄みと魅力を率直に語る。その緊張感がそのまま本になっています。
📖 PDF版(880円):https://trashbooks.base.shop/items/138594761
📱 Kindle版:https://amazon.co.jp/dp/B0GQPVLDZW
🔗 シリーズ刊行予定一覧:https://trashbooks.jp/terasawa.html
