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久喜ようた『豚の慟哭』

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「この前ハヤシくんと屠殺した豚のカレーを作ったんだよ」。石垣島・カロライナの肉屋の一言を引き金に著者を巻き込んだ「食」をめぐる事件とは?
観光客でも島民でもない私の暮らす場所で、帰れば「ヨウちゃんおかえり」と友達が迎えてくれるこの島でささやかに起こるのだ。
文明の狭間から「人生をちゃんと生きてちゃんと死ぬこと」のリアルを真正面から問いかける著者渾身の初書き下ろしエッセイ。

〝カレー味のう○こ〟と〝う○こ味のカレー〟幼少期から永遠に語り継がれている都市伝説最終問題。この言葉には出来ても凡そ生きている間に体現することは無い筈の現実をこの書は気軽にまざまざと体現させてくる。そして、カレーはギロチンや電気椅子に並ぶ死刑具である…(cali≠gari 桜井青)

【目次】
久喜ようた生活マップ/ピッピとケーキ/ハヤシさんと写真機/お昼のヤギ会/クニちゃんとお魚/ニクヤさんと屠殺/誰かん家のご飯の匂い/夕ご飯の死刑執行人/カチカチに凍った謎の茶色い物体/死刑囚最後の晩餐/豚のカレー/唾の水溜まり/晩餐後のファミリーマート/カロライナの肉屋/イケちゃんと日常
【解説】
豚カレーの死刑執行という「生命の獲得」(マザー・テラサワ)

※スマートフォン表示に最適化したPDFファイルでご提供いたします(本文247頁)

【著者略歴】
久喜ようた 12月7日千葉県生まれ。性自認はノンバイナリージェンダー、性別適合手術をし戸籍を男性に変更する。発達障害、自閉スペクトラム症(ASD)。
自分の性自認と発達障害に幼少期から世間との違和感を持ちながら二元論に捉われない絵を描く。
2020年からキューピー人形に360°細密画で描き込む作品を作り始める。
2022年からその場でライブドローイングをするスタイルを確立し、マッキーペンのみでメディウムと場所と時間を選ばない流動的で瞬間を捉えるライブドローイングで「日常の瞬間を記録する」「アートは敷居が高いという考えをなくしアートをもっと身近に」をテーマに色んな土地に滞在し創作活動をし続けている。
2022年 詩画集「石垣島、夢を見る島の真裏で。」(社会評論社)

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